2010年10月27日水曜日

古代食メモ_2 兵站 糒 携帯備品

坂上田村麻呂(8世紀)の軍規
兵は米か籾を支給されたが、徴兵された兵は糒(干し飯)6斗(現在の2斗4升)を(20-30kgくらいか?)を持参しなければならなかった。(持つのも経済的にもすごい負担だな)
*「糒」は玄米を蒸して、干したもの。
一日の量は8合(6合) 兵は行軍中3升5合8(4日分)を携帯。軽装な夷兵に比べて不利をもたらした。
「兵士は紺の布幕 銅盆、小釜、鍬、斧、鑿、鎌、鉗(かなはし現・かなばさみ、医療器具などの鉗子のこと???) を  「火」(10人の小隊) ごとに携帯しなければならぬ。」
「燧(ひうち)は隊ごとに一具、やいぐさ一斤(火種用の干し草か???) 鋸のこぎり一具..
飯袋1口水桶1口塩桶1口敷布1具靴1両を自ら備えよ刀剣はいうまでもない」  
*携帯は 各兵・小隊・一部隊(あまり大きいと行き渡らなさそうだ10人x5=50人くらいか?)の単位で管理が配分されていた。やいぐさ以下は各自の所持を意味してると思われる。 火種 飯 水桶 塩 シーツ、靴(ノコギリもか?)  
※は各自でもつが鍋は小隊持ちと。干しいいだから非常時はそのまま食えるはずだ。そうか〜。
*田村麻呂は現地屯田しながら粘り強くたたかう主義で成功を収めたらしい。設営工具とともに農耕機具もはいっているようだ。

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