2010年10月27日水曜日

古代食メモ−1 ニンニク、納豆、味噌醤油

中経文庫「英雄の食卓」から。
*納豆 奈良時代くらいには大陸より伝わった。「粘豆」ともいったが、塩をいれてつくる、浜納豆のようなものの原型がおおく、体に良いので軍の携帯食料としてももちいられたらしい。
*にんにくはもっと古くからはいってきていて、ヤマトタケルがイノシシを撃ち殺したと言う
弁当の 蒜 はニンニクである。
*ニンニク、ネギ、 また たちばななどは、その強い香りから、魔を払うような強い力があると考えられた。(洋の東西を問わずだが) 
私見 においだけでなく実際に殺菌効果もある。塩も同じだが、呪的な退魔効果のあると言われるものは、結局実際に魔(有害な細菌)を倒す効果がある、ということではないだろうか。
*味噌や醤油の原型は割と古くから合ったようだ。野菜・穀物・魚・肉なんでもから "醤"をつくり、その中でも上質のものを味醤と呼び珍重した。庶民の口等はなかなか入らなかったらしい。

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